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2011年    3月   
 2011年3月31日(木)   21時30分 飯舘村の水道水大人の摂取制限解除
福島県飯舘村の水道水の放射性物質の値は下がり、摂取制限は解除。念のため引き続き1歳未満の乳児のみ摂取を控えるようにとのこと。
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 2011年3月31日(木)   17時11分 仏アレバCEO事故収束に全面協力
原子力発電所建設や核燃料の処理を手がける原子力大手アレバの最高経営責任者(CEO)は31日、海江田経産相と会談。アレバは米スリーマイル島の事故で燃料棒取り出し、旧ソ連のチェルノブイリ事故、英国での軍施設での事故にも対応した経験を明らかに。CEOは「必要ならいくらでも専門家を派遣する」とし事態の収束に全面協力する意向。アレバはすでに放射性物質除去の専門家2人を派遣、放射線防護服1万着、防護マスク3千個、放射線測定の為の環境測定車両2台を提供。
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 2011年3月31日(木)   19時30分 九州電力玄海2、3号機5月にも再開へ
九州電力は30日、定期検査中の玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機について、発電再開は最も早くて5月になる見通しと。原発の津波対策が原子力安全・保安院のガイドラインにほぼ沿っていたため、めどがついた。再開には地元自治体の理解が欠かせないとの考え。懸念されていた夏場の計画停電は回避されそう。
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 2011年3月31日(木)   18時59分 日仏首脳会談続報
福島第一原発の事故の沈静化に向け、両国が技術供与などで緊密に連携。サルコジ大統領は、タービン建屋内外の高濃度の放射能を含む汚染水を除去するため、作業ロボットを提供することや、今後予想される廃炉や放射線測定の専門家の派遣などの協力を申し出た。
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 2011年3月31日(木)   19時20分 IAEA飯舘村に避難勧告促すも
IAEAは土壌から高濃度の放射性物質が検出された福島県飯舘村の住民に避難勧告を検討するよう促したが、枝野官房長官は、現状では健康被害が起きる状況ではなく「直ちに避難地域を拡大する性質のものではない」と語る。原子力安全委員会は日本は空間線量、食品などで避難を決定しており、基準が違うと述べた。
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 2011年3月31日(木)   18時00分 日仏首脳共同会見
サルコジ仏大統領は31日、主要20カ国・地域(G20)の原子力規制当局の会合を5月にパリで開催したいとの考え。福島第1原発の事故を受け、新たな国際安全基準をまとめたいと。
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 2011年3月31日(木)   17時50分 アメリカ特殊部隊来日
アメリカ海兵隊の特殊部隊「CBIRF」の140名が近く来日。核実験や核兵器製造施設の解体などで豊富な知見を持つ米軍の協力を得て、事故の早期沈静化につなげたい考え。除染作業などに従事する予定。
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 2011年3月31日(木)   16時16分 原発新設は「白紙」も検討
菅直人首相は31日午後、共産党の志位和夫委員長と首相官邸で会談、震災と福島第一原発の対応を協議。2030年までに原発を14基以上増やすとした政府のエネルギー基本計画を「白紙、見直しを含め検討する」と。福島第一原発の1〜6号機すべてを「廃炉にしないといけない」とした。
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 2011年3月31日(木)   16時15分 岩手県で震度5弱の地震
31日午後4時15分ごろ、岩手県で震度5弱を観測する地震があった。気象庁によると震源地は宮城県沖、震源の深さは約40キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6・0と推定される。津波のおそれはない。
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 2011年3月31日(木)   13時21分 汚染水の移送作業続く
福島第1原発で31日、1〜3号機のタービン建屋地下にある放射性物質を含む汚染水の排水準備作業続く。1号機では、海岸方向に延びる地下配管トンネルの汚染水を移す作業開始。それぞれ水が満杯のため、サージタンク←@復水貯蔵タンク←A復水器←B汚染水(←は水の動き。作業は番号順)の作業となる。3号機は31日に@の作業が完了。
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 2011年3月31日(木)   13時00分 海水に最高濃度のヨウ素
原子力安全・保安院は31日、東京電力福島第1原子力発電所の排水口付近で30日に採取した海水から、過去最高の濃度の放射性ヨウ素が検出されたと発表した。国が定めた濃度限度の4385倍。
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 2011年3月31日(木)   09時10分 復旧作業見通し立たず、長期化
福島第一原発では、30日もタービン建屋の地下にたまった放射性物質に汚染された水の処理に追われ、原子炉を冷やして安全に止めるために必要な機器の復旧などに大きな進展は見られず、事態の収束は長期化が避けられない状況。各所に溜まった水は復旧作業の大きな妨げ。
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 2011年3月31日(木)   09時05分 日本の商用原子炉のうち加圧水型について(簡単説明
(これは原子炉の素人がネット、新聞などの情報を元に説明、ご参考までに)
加圧水型(PWR)は炉内の圧力を高めて1次冷却水の沸騰を抑え、その熱を2次冷却水に伝えて蒸気を作りタービンを回す。制御棒を上から差し込む構造。世界全体ではPWRが多く、79年に事故を起こした米スリーマイル島原発もPWR。
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 2011年3月31日(木)   09時00分 日本の商用原子炉のうち沸騰水型について(簡単説明)
(これは原子力の素人がネット、新聞などの情報を元に説明。ご参考までに)
国内原子炉の6割弱を占める沸騰水型(BWR)は燃料の核分裂で発生する熱で冷却水を沸騰させ、蒸気を隣接する建屋に送ってタービンを回す。第一原発はこの型。水滴を含んだ蒸気を乾かす装置が圧力容器(高さ約22メートル)の上部にあり、燃料棒の核分裂反応を止める制御棒は容器の底から通す構造。圧力容器は厚さ約16センチの鋼鉄だが、底部には制御棒など貫通させる100本以上の配管。
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 2011年3月31日(木)   0時26分 第一原発 沸騰水型の構造が裏目に
福島第1原発の原子炉は、「沸騰水型軽水炉(BWR)」。国内の商用炉の6割を占めるが、今回の大量の放射性物質の放出や汚染水の問題は、この構造が裏目に出た可能性。核燃料が過熱によって損傷、核燃料を厳重に閉じ込めるはずの「原子炉圧力容器」の底部から外部に漏れ出していると。
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 2011年3月31日(木)   02時03分 32km離れれば安全ー米NRC委員長
米原子力規制委員会(NRC)は福島第一原発に関して証言。委員長は「現在のデータによると約20マイル(約32キロ)離れれば安全と判断できる」との認識。16日時点で米政府が半径50マイル(約80キロ)圏内の米国民、日本政府は20キロ以内に避難、20〜30キロ圏内の住民に屋内退避を指示。日米両政府の対応が大きく異なり、両国の避難勧告の範囲が適正かどうかが議論となった。
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 2011年3月31日(木)   00時40分 米の協力を得て具体策の検討へ
政府は、事態を深刻視しているアメリカ側の協力を得て、対策に全力を挙げる方針。福山官房副長官や細野総理大臣補佐官をトップに、原子力安全・保安院や経済産業省などの関係省庁の担当者、在日アメリカ軍、アメリカの原子力規制委員会の担当者が加わった4つの作業チームを総理大臣官邸に設置し、事態収拾に向けた具体策の検討を本格化。
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 2011年3月31日(木)   00時30分 5、6号機も廃炉にすべき
枝野官房長官は30日午後の会見で、福島第1原発5、6号機の存続について「客観的状況は明らか。社会的な見方ははっきりしている」と述べ、1〜4号機に加えて5、6号機も廃炉にすべきだと。深刻な放射能漏れが続く1〜4号機に比べ、5、6号機は冷温停止状態となり安定。東電の勝俣会長は1〜4号機の廃炉を明言、5、6号機と第2原発については国の意向を聞く姿勢。
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 2011年3月30日(水)   19時46分 田植え前に土壌調査
農林水産省は田植えの時期が迫っていることから、放射性物質に関する土壌調査を複数県約150カ所で実施する方針。調査場所は各県が選定。関係県に協力する形で放射性セシウム(半減期が長い為)を対象に調査。分析結果は4月中旬にも判明する見通しだが、結果の公表は各県の判断に委ねる。土壌には食品のような暫定規制値はない。福島第1原発の半径30キロ圏内は屋内退避指示や避難指示が出ているため除外。
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 2011年3月30日(水)   20時08分 福島第二原発の煙は電源盤の異常
福島第二原発の1号機タービン建屋の1階の分電盤付近で、30日午後5時56分頃、煙が上がる。東電によると、5時48分頃に中央制御室で警報が鳴り、同社社員が現場で煙を発見。6時に分電盤のブレーカーを落としたところ、6時13分には煙が収まった。けが人は確認されず。東電は第二原発の原子炉は停止中で「現在の冷温停止状態に影響を及ぼす事態ではない」と。
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 2011年3月30日(水)   16時20分 エネルギー政策議論必要
菅総理は、社民党の福島党首と会談。福島第一原発の事故をうけ「これだけの事故が起きた、エネルギー政策の在り方は十分に議論していく必要がある」と述べ、エネルギー政策の見直しが必要という認識。社民党の福島党首は、福島の事故について事態の収束に全力を挙げるよう要請。「電力供給を原子力発電に頼る今のエネルギー政策を抜本的に見直し、太陽光発電などの自然エネルギーの導入促進を図るべきだ」と。
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 2011年3月30日(水)   16時10分 輸出製品放射線検査依頼相次ぐ
福島第一原発の事故を受けて、輸出用の資材の検査を行っている団体に、日本製の工業製品に放射線の影響がないかとメーカーなどからの検査の依頼が相次ぐ。これまでに機械部品や電気ケーブル、紙おむつ、消しゴム、輸出に使う貨物船自体を検査してほしいなど、400件以上の引き合い。中国やロシア、東南アジアなどの輸出先からの要望。
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 2011年3月30日(水)   14時36分 原発敷地に樹脂散布
福島第一原発の敷地約12万平方mの内、水素爆発などでがれきが散乱している約8万平方mの地上に、150m離れた場所から遠隔操作が可能な無人の特殊車両を使い樹脂を散布。表面を固めることで放射性物質の拡散を最小限にとどめ、安定的、円滑に作業ができる環境を確保。樹脂は合成樹脂。通常ちりや砂の飛散防止に埋立て地や造成地の表面を固める際などに使用。31日から2週間程度続ける。
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 2011年3月30日(水)   15時20分 東電勝俣会長の会見概要(速報)
東電の勝俣会長は入院の社長に代わり会見。今回の事故のおわび、補償に向けての準備、
夏の計画停電を最小限に留める対策を取る、1〜4号機は廃炉にせざるをえない、等。
最終冷却が出来ないと安定が保てない、と復旧の見通しはまだ、と。耐震設計についての質問には今度調査すると述べた。
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 2011年3月30日(水)   15時10分 東電入院の社長に代わり会長が指揮か。
東電の清水社長(66)の緊急入院にともない、今後の指揮は勝俣恒久会長(71)が執るとみられる。清水社長は16〜22日も体調不良で本店内で療養。東電は「体調が回復し次第復帰する」と。ただ、政府と共同の「福島原子力発電所事故対策統合本部」の副本部長職は当面、勝俣会長が代行する見通し。
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 2011年3月30日(水)   12時38分 東京電力社長が入院、会長会見予定
東京電力の清水正孝社長が体調不良で29日緊急入院。本日30日午後3時から東電本社で勝俣恒久会長が会見する予定。
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 2011年3月30日(水)   12時00分 海水から高濃度のヨウ素検出
29日に福島第一原発付近で採取した海水から、国の安全基準の3355倍の濃度にあたる放射性ヨウ素131が検出された、と発表。事故後最も高い値。26日午後に1850倍のヨウ素を検出後は低下、28日午前の値は34倍だった。再び海水に放射性物質が流れ出している可能性が高い。漏出元の特定を急ぐ。
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 2011年3月30日(水)   09時40分 浜岡原発で緊急時対策訓練実施
中部電力が定期点検で停止中の浜岡原発3号機を使って29日に実施。訓練では震災後に敷地内に配備した発電機車を使い、停電時も蓄電池で動かせる原子炉冷却系ポンプに送電する手順を確認。地元住民の不安を和らげ運転再開につなげる狙い。ただ国が再開に当たってのガイドラインを今週発表予定。4月上旬再開は困難か。
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 2011年3月30日(水)   09時30分 「緊急地震速報」の簡単説明
地震ではP波(初期微動の小さな揺れ、縦波)とS波(主要動の大きな揺れ、横波)が同時に発生。P波は毎秒約7km、S波は毎秒約4kmと伝播速度が異なる。この伝播速度差を利用し、震源に近い地点のP波の観測に基づき、後から来るS波の伝播を時系列的に予測、震源からある程度以上離れた地点に対して、その到達前に予測を発表することが可能。
地震動の情報は、気象庁約200と防災科学技術研究所の約800計全国約1,000箇所に設置されている地震計を利用。
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 2011年3月30日(水)   09時10分 M7超余震確立10%、依然余震に警戒
気象庁は29日M7以上の余震が3日以内に起こる確率は10%と発表。当初の70%からは下がったが「余震はまだ活発。震度6弱〜6強の揺れに警戒が必要」と。「緊急地震速報」は地震後の停電の影響等で誤報が続出。復旧に数ヶ月かかるので、「速報」が出たら安全行動を取るようにとのこと。
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 2011年3月30日(水)   09時00分 外国人看護師介護師 奮闘続く
被災地で多くの医療関係者の昼夜の活動が続く。その中には日本との経済連携協定(EPA)の派遣事業で滞日中のフィリピンやインドネシアの看護師・介護士候補の女性たちも。「お年寄りを見捨てて去れない」「地震も津波も怖くない。みんなを助けたい」。彼女たちの献身的な姿勢には「国の誇り」(インドネシア政府)と称賛の声。被災者たちも感銘している。
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 2011年3月30日(水)   03時03分 内閣、建屋を特殊布で覆う案
建屋が吹き飛んだ1、3、4号機に、特殊な布をかぶせ放射性物質の飛散を防ぐ策を菅内閣が検討。原子炉を安定冷却する為の電源復旧などに向けた作業環境を確保するため。タービン建屋地下の高濃度の放射能を含む汚染水の対策には、汚染水をタンカーで回収する案も。東電の作業は難航、より大がかりな計画が必要。
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 2011年3月30日(水)   00時30分 原発頼りの日本
日本の原発、運転中は54機。現在電力の3割は原発でまかなう。石油、石炭に比べて二酸化炭素(CO2)の排出が少ないため地球温暖化対策になると考えられている。
http://mainichi.jp/select/wadai/wakaru/saigai/archive/news/2011/20110323org00m040021000c.html?inb=yt
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 2011年3月30日(水)   22時08分 汚染水は数千トン除去作業難航
福島第一原発のタービン建屋地下の高い放射線量を持つ汚染水の除去作業継続。しかし、汚染水が数千トンを超える見通しで、高濃度の放射能を帯びているため作業は難航。原子力安全委員会は2号機の原子炉圧力容器が破損している可能性に言及。圧力容器は厚さ16センチの鋼鉄製で、核燃料を封じ込める最も重要な防護壁だけに、事態は深刻さを増す。
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 2011年3月29日(火)   19時00分 puの検出は燃料棒溶解を裏付け
福島第一原発の敷地内からプルトニウムが検出された問題で「燃料棒から出ているのは間違いない。燃料棒が溶解したことを裏付けており大変深刻」と枝野官房長官。政府は敷地外周辺地域で測定を検討。プルトニウムは鉛より思い重金属で水の20倍の重さ。
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 2011年3月29日(火)   15時44分 セシウム基準妥当と評価
農畜産物を出荷制限された自治体は政府に対し、食物に含まれる放射能セシウム134、137の暫定規制値を見直すよう緊急要望。食品安全委員会は年間許容量の5ミリシーベルトについて「かなり安全側に立ったもの」とし、現状で妥当と。ただ緊急時には年間10ミリシーベルトとしても差し支えないとの見解も。将来的な引き上げへは余地残す。
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 2011年3月29日(火)   18時37分 タービン建屋たまり水処理開始
タービン建屋地下のたまり水の処理作業について、3号機に続いて2号機でも、29日午後4時45分に、復水貯蔵タンクを空けるために、復水貯蔵タンクから圧力抑制室のサージタンクへ水を移す作業を開始。
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 2011年3月29日(火)   15時07分 1〜6号機全機照明復旧
福島第一原発4号機で、中央制御室の照明が29日午前11時50分に点灯した。
これで、非常用電源により震災後すぐに復旧した5、6号機を含め、1〜6号機すべてで照明が点灯。
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 2011年3月29日(火)   13時50分 福島第一原発の作業員の厳しい労働環境
朝食はビスケットと小さな野菜ジュース、夕食は非常食用の五目ご飯などと缶詰で1日2食。夜は同原発1号機から北西に約300m離れた「免震重要棟」の緊急時対策室で雑魚寝。各人に配布されているのは毛布1枚。着替えも難しい。固定、携帯電話とも不通。東電によると28日現在、同社や協力会社の計450人が所内で作業。
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 2011年3月29日(火)   11時39分 枝野官房長官の会見
福島第一原発敷地内からプルトニウムが検出されたことについて「燃料棒が一定程度溶融したことを裏付ける。そのこと自体大変深刻な事態」と。「周辺部への影響を阻止し、収束させることに全力を挙げている」と強調。「できるだけ注水量を少ない中で燃料棒の温度が上がらない状況をキープすることが重要」「抜本的には水を抜くことをできるだけ早く詰めなければならない」と。
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 2011年3月29日(火)   08時40分 新設原発についての動き
青森県大間原発(電源開発)、青森県東通原発(東京電力)山口県上関原発(中国電力)で、建設工事の中断。島根県島根原発(中国電力)3号機では来年3月運転開始が部品メーカーが被災した影響で遅れる可能性。静岡県の浜岡原発(中部電力)新たに建設の6号機は4年後の着工の時期を見直す。鹿児島県川内原発(九州電力)は隣の市いちき串木野市の市長が3号機の増設計画の凍結を求める申し入れ。
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 2011年3月29日(火)   08時40分 既存原発の運転を巡る動き
佐賀県玄海原発(九州電力)は定期検査中の2、3号機の運転再開を当面見送る方針。
石川県志賀原発(北陸電力)は1号機はトラブルのため、2号機は定期検査で運転を停止中。北電は、地元住民や自治体の理解が得られないかぎり運転再開は困難と。
新潟県柏崎刈羽原発(東京電力)の2〜4号機では、東電が福島での事故の対応に追われ定期検査の作業がストップ、再開のめど立たず。運転見合わせ、再開の遅れで、当面の電力供給に影響が出る可能性。
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 2011年3月29日(火)   08時40分 福島原発事故、全国の原発に影響
福島第一原発の事故を受けて、全国各地で原発の運転を見合わせたり、新たな原発の建設計画を中断する動き。今後の電力供給への影響が懸念されるだけでなく、地元の安全を求める声が高まって原子力政策の在り方が問われる。
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 2011年3月29日(火)   05時30分 福島の野菜農家が自殺
福島県須賀川市で24日朝、野菜農家の男性(64)が自宅の敷地内で自ら命を絶った。政府が一部の福島県産野菜について「摂取制限」の指示を出した翌日。震災の被害に落胆しながらも、育てたキャベツの出荷に意欲をみせていたという男性。遺族は「原発に殺された」と悔しさを募らせる。
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 2011年3月29日(火)   07時48分 米東部でも放射性物質
米環境保護局(EPA)は福島第一原発の事故で拡散した放射性物質が、東部のペンシルベニア、マサチューセッツ両州で採取された雨水から検出と発表。微量で人体への影響はないと説明。西部カリフォルニア、南部アラバマ、ハワイ各州とグアムで大気中から検出された放射線量が先週よりわずかに高くなっている。EPAは福島第一原発の事故を受け、全米規模で観測態勢を強化してきた。
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 2011年3月29日(火)   08時20分 プルトニウムについての簡単説明
(以下は放射線についての素人が新聞、ネットなどの情報を元に説明しています。ご参考までに)ウラン燃料を原子炉で燃焼すると種に5種のプルトニウム(pu)ができる。このうちpu239は半減期が約2万4千年。崩壊する時にアルファ(α)線を出す。毒性が強く粉末を吸い込むとガンを引き起こす可能性が高い。核分裂が容易に起こるため原子爆弾の原料にもなる。
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 2011年3月29日(火)   00時40分 土壌からプルトニウム検出
東電は福島第一原発の敷地内から、核分裂生成物のプルトニウムが検出されたと発表。
21、22日に5地点で採取した土壌から、プルトニウム3種を検出。東電は検出した計5点のうち2点について、今回の原発事故が原因とみている。「検出量は通常の環境土壌中の濃度レベルで、人体に問題となるものではない」と。今後新たに3地点で調査を開始し、継続的に分析。東電の武藤栄副社長は会見し、「今回の事故で損傷した燃料から出た可能性が高い」と述べた。
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 2011年3月29日(火)   00時30分 飯舘村、川俣町で過去最高値
文部科学省は28日、福島第一原発から北西約40キロの福島県飯舘村で26日に採取した雑草1kg当たりから、放射性セシウム287万ベクレルを検出。北西約45キロの川俣町でも過去最高値のセシウム57万1000ベクレルを検出。いずれも過去最高値。これまで減少傾向だった放射性物質が2地点で急増。文科省は「高いレベルの放射性物質が残留していることは確か、農作物への影響を注視する必要がある」と説明。
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 2011年3月29日(火)   00時20分 東電フランスに支援要請
ベッソン仏産業担当相は28日福島第1原発の事故を受け、東電から仏原子力庁と仏電力公社(EDF)同国原子力大手アレバに支援要請があったことを明らかに。EDFとアレバは要請の具体的内容は明らかにせず。ベッソン氏は、強い放射線が観測されたことを踏まえ、状況は「極めて危機的だ」と懸念を表明。「現時点で正確な状況把握は困難だ」と。
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 2011年3月28日(月)   18時20分 2号機と同じく1、3号機の外にも水
2号機と同じく1、3号機のトレンチにも水。水の表面線量1号機は0.4ミリシーベルト/毎時、3号機はがれきで測定出来ず。これはタービン建屋内の水と関連か。タービン建屋内の水処理を急ぐ。
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 2011年3月28日(月)   17時50分 タービン建屋外の配管で高濃度放射性物質
2号機タービン建屋の海側外(海まで56m)のトレンチという配管を通すトンネル(人が歩けるくらいの大きなもの4×3m)に水がたまっているのを発見、1000ミリシーベルト/毎時を計測。ここは放射性物質の管理区域外で普通なら普段着で歩ける場所。
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 2011年3月28日(月)   17時10分 原子力発電のしくみ(図解)
東京電力HPより
http://www.tepco.co.jp.cache.yimg.jp/nu/knowledge/system/index-j.html
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 2011年3月28日(月)   14時09分 スカイマーク30日から茨城路線運休
スカイマークは3月30日から4月3日まで、茨城空港発着の定期便全路線を運休すると発表。福島第1原発の事故を受け、エンジンの洗浄や部品点検などを行うため。運休対象便を予約済みの人には手数料無しで利用便の変更、払い戻しに応じる。
運休するのは茨城−神戸線、茨城−札幌(新千歳)線、茨城−中部線の3路線。
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 2011年3月28日(月)   15時00分 東京電力の今後の作業方針
今後注水を続けると、放射能を高濃度に含む水の外部流出が長引く可能性。東電は核燃料を冷やすには注水しかないとの立場。汚染水を外部に流すのではなく、本来の冷却システムを再起動させる作業は電源の確保で難航。 屋外では極端に高い量の放射線は計測されておらず、今後水の漏出が続くとしても炉心に注水し、蒸気を放出し冷却するという現在の冷却方法は継続可能との結論。
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 2011年3月28日(月)   15時00分 東電が圧力容器損傷に言及
福島第一原発1〜3号機について、東電は28日未明の会見で、核燃料を入れた鋼鉄製の圧力容器(厚さ16cm)が損傷、容器の外と通じた状態の可能性を認めた。「穴が開いているイメージ」と説明。燃料を冷却するために注がれた水に放射性物質が溶け込み、外部に漏れ続けているとみられる。 容器の「健全性」は保たれている、という見解は変えていない。
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 2011年3月28日(月)   12時40分 東北の福島以外の原発について(宮城)
宮城県女川町と石巻にまたがる三陸海岸に女川(おながわ)原発。1〜3号機(計
220万kw出力)今回震度6弱9mの津波に遭うも海抜14mにある為、津波が至ったのは2号機建屋のみ。3月28日現在は安全に冷温停止中。東電に電力融通し(特に夏)関東地方の電力需要のバックアップ機能を持つ。
http://www.tohoku-epco.co.jp/genshi/onagawa/index.html
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 2011年3月28日(月)   12時15分 東北の福島以外の原発について(青森)
青森に東通(ひがしどおり)原発(東北電力と東京電力が敷地保有)が有り現在は東北電力の1号機(約110万kw出力)のみ稼動。今回の地震時は定期検査中のため運転をしておらず大きな影響無し。東京電力は本年1月に1号機の着工を開始、地震のため建設はしばらく見合わせ。
http://www.tohoku-epco.co.jp/electr/genshi/gaiyo_higashi/plant.html
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 2011年3月28日(月)   12時10分 今朝の震度5の余震による他の原発情報
今朝7時24分宮城中心に震度5弱の地震、津波注意報も発表された。現在は解除されている。青森の東通原発、宮城の女川の原発には異常がない模様。
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 2011年3月28日(月)   12時00分 高濃度の水はどこから?
たまり水の放射線濃度が高いのは、一時溶融した燃料と接触した水がなんらかの経路でタービン建屋の地下に流れ出た、と見る。今後この水が土地や外部に流れ出ないように注意を払う。
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 2011年3月28日(月)   11時30分 原発20km圏内住民立入り規制継続
住民の一時帰宅に対し、数値を厳密に調査検討中なので、独自の判断で帰宅するのはお待ちいただきたい、と官房長官。
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 2011年3月28日(月)   5時40分 防衛省公開の原発の最新映像
陸上自衛隊のヘリコプターが、27日午前10時前から撮影したもの。1号機から4号機の様子が見れる。映像公開は今回が2度目。
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/movie/chapter_47.html
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 2011年3月28日(月)   11時15分 各号機の淡水(真水)注入予定
現在は海水を注入しているが、腐食などの危険も考慮し、淡水を注入することが急がれる。淡水の注入予定は1号機は29日。2号機は準備が整う。3号機は28日。4号機は29日。
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 2011年3月28日(月)   11時15分 5〜6号機の放水口からも高濃度ヨウ素
5〜6号機の放水口から検出された放射性ヨウ素131が通常の1150倍の濃度。1〜4号機の放水口からはすでに高い値が検出。5〜6号機とは別の放水口でこちらからは今回初めて検出。

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 2011年3月28日(月)   11時00分 冷却機能回復作業遅れ 
1〜3号機ともに水たまりの水の処理に手間取り、冷却機能の回復作業はさらに遅れる見込み。
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 2011年3月28日(月)   1時01分 2号機の水 1000ミリシーベルト超
2号機タービン建屋のたまり水表面から毎時1000ミリシーベルトの極めて高い放射線量を測定。事故後測定の線量では最大。線量計を振り切ったためさらに高い線量か。
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 2011年3月28日(月)   0時25分 1〜3号機の真水注入続く
1〜3号機では、原子炉内に真水を消防車のポンプで注入する作業が27日も続いた。消防車を利用した注水は緊急避難的な手段。東京電力は非常用発電機からの送電でポンプを動かし注水する方法への切り替え作業中。1号機ではタービン建屋のたまり水を除去する作業も続く。
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 2011年3月28日(月)   0時20分 水道水の摂取制限を次々に解除
21〜22日の雨で一定量の放射性物質が落下したためか、大気中の放射性物質の濃度は降下。金町浄水場のヨウ素も27日には検出されなくなった。一時的に基準を上回った茨城県笠間市や北茨城市、千葉市や船橋市の一部など千葉県10市町、宇都宮市、福島県郡山市なども25〜27日に解除している。
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 2011年3月28日(月)   0時10分 放射線量1千万倍は誤り
東京電力は27日、2号機のタービン建屋内のたまり水から通常の炉内の1千万倍の放射能を検出したと発表後、夜になり「違う物質と間違えた」と訂正。情報伝達の不備で現場は混乱。
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 2011年3月27日(日)   17時03分 被ばくの3作業員退院へ
千葉市の放射線医学総合研究所(放医研)は福島第一原発の復旧作業中に高レベルの放射線を浴びて搬送された作業員3人の全身状態に問題がなく、28日にも退院すると発表。心配されたやけどの症状もない。
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 2011年3月27日(日)   14時40分 2号機原子炉から大量の放射性物質
2号機のタービン建屋の水たまりから強い放射線量を計測したのは、2号機の原子炉から大量に放射性物質が漏れ出た可能性有り。2号機は15日に格納容器につながる圧力抑制室=サプレッションプールで爆発が起きて破損し、放射性物質を外部に漏らさないための閉じ込め機能の一部が損なわれているとみられる。しかし原因はまだわからない。(NHK)

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 2011年3月27日(日)   12時04分 海水から基準の1850倍のヨウ素
27日午前、26日午後2時半に福島第一原発付近で採取した海水から、安全基準の1850.5倍の濃度にあたる放射性ヨウ素が検出された、と発表。前日発表された値は1250.8倍。
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 2011年3月27日(日)   13時25分 2号機の水放射線量1千万倍
福島第一原発2号機のタービン建屋内の水たまりの表面で、毎時1000ミリシーベルト以上の強い放射線量を計測。水に含まれるヨウ素134の放射能の強さは29億ベクレル。通常の原子炉内の冷却水が持つ放射能の1千万倍。
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 2011年3月27日(日)   10時40分 「シーベルト」と「ベクレル」について
(以下は放射線についての素人が新聞、ネットなどの情報を元に説明しています。ご参考までに)「シーベルト」は人間が放射線を浴びた時の影響を表す単位。これに対して「ベクレル」は放射線の量や強さを示す。放射線の種類によって人体への影響は異なるため、たとえば放射性ヨウ素とセシウムでは換算値が違う。
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 2011年3月27日(日)   10時30分 大きな動きなし
今のところ福島第一原発の大きな動きは発表されていません。
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 2011年3月27日(日)   22時52分 乳児、水道水摂取制限の地域
千葉県浦安市、四街道市、佐倉市、富里市、八街市、酒々井町の全域と、千葉市、船橋市、習志野市、市川市の一部では乳児に限って水道水の摂取を控えるよう。茨城県笠間市と北茨城市、福島県飯舘村、いわき市、田村市、南相馬市も同様。但し飯舘村のみは大人も含めた住民に摂取控えるよう要請。
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 2011年3月26日(土)   20時10分 2号機中央制御室点灯
2号機の中央制御室の照明が点灯。その他の作業については現場で高い放射線量が検出されていることなどから難航。今後の復旧作業の見通しについて「原子炉の状況は十分安定しているとはいえず、具体的にいつということまでは言えない」と東電副社長。
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 2011年3月26日(土)   19時20分 福島、関東の放射線量は低下傾向
福島第一原発事故の影響で上昇した福島県や関東地方の大気中の放射線量は26日午前、引き続き低下傾向。東北地方の一部では測定値が上がった。25日夜以降、断続的に雪や雨が降っている影響。

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 2011年3月26日(土)   11時17分 付近の海水から高濃度のヨウ素検出
原子力安全・保安院によると福島第一原発の南放水口付近の海水から、原子炉等規制法で定める濃度基準の1250・8倍の放射性ヨウ素131が検出された。採取したのは25日午前8時30分。周辺では漁業は行なわれていない。

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 2011年3月26日(土)   10時30分 全国の水道水の放射能値(参考)
文科省の数値を参考にしているとのことだが、作成者がはっきりしていない、市単位で浄水場の明細が不明、ではあるが、全国まとめての情報が少ないのでご参考に。ここから文科省のサイトに飛ぶと詳しいデータ有り。
http://atmc.jp/water/
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 2011年3月26日(土)   5時15分 外部電源復旧めど立たず ポンプ車頼り
外部電源による冷却機能の復旧を目指しての作業は、放射線量が高い場所が有り、作業計画は大幅に変更、本格的な復旧のめどは立たず。
25日は1と3号機で、原子炉を冷却する水を海水から真水に切り替えたが、外部電源につなぐ予定のポンプが放射線量の高い場所にあり近づけず、ポンプ車を使う方法に変更。
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 2011年3月26日(土)   5時15分 放射性物質含む水の除去急ぐ
作業の妨げになる高濃度の放射性の水を施設の外に出さないように取り除く必要。1号機は放射性物質を含んだ水を処理する装置が故障のため、同じタービン建屋にある本来は蒸気を水に変えるための装置にいったんためる。
2号機から4号機でも水を取り除く方法を検討し、外部電源の復旧を急ぐ。(NHK)

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 2011年3月26日(土)   01時00分 高濃度水は原子炉から漏えいの可能性
原子力安全・保安院は、水の放射性物質を調べた結果、使用済み燃料プールよりも原子炉の中の核燃料が壊れて漏れ出た可能性が高いとの見解。
原子炉の圧力が、ある程度保たれているため、現時点で原子炉にひびが入ったり、割れたりしているとは考えていない、としたうえで、配管や弁などで原子炉から放射性物質が漏れ出ている可能性が高いという見方。(NHK)
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 2011年3月26日(土)   01時00分 1号機からも高濃度放射性物質
1号機タービン建屋の地下にたまっていた水からも、作業員が被ばくした3号機のタービン建屋の地下の水と同じ高濃度の放射性物質が検出されていたことがわかった。
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 2011年3月25日(金)   20時50分 千葉県産野菜からも放射性ヨウ素
千葉県の多古町や旭市のホウレンソウや春菊などの葉物野菜からも放射性ヨウ素が検出された。旭町はすでにすべての野菜を出荷停止中。県は多古町にもホウレンソウの出荷自粛要請。
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 2011年3月25日(金)   21時40分 被ばくの内2名は内部被ばく
3号機で被ばくした2名は皮膚などに症状が無いものの内部被ばくがあるとのこと
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 2011年3月25日(金)   16時03分 1、2号機タービン建屋地下にも水
25日、3号機に加え1、2号機のタービン建屋地下でも水たまりが確認され、外部電源を活用するためのケーブル敷設などの電気工事が中断。水量や深さは不明、放射線量は高い。新たな被ばくの情報はない。5号機の冷却用のポンプは復旧。
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 2011年3月25日(金)   13時13分 米軍支援で第一原発に真水注入
日米両政府は25日、福島第一原発の原子炉内部を継続的に冷却するため、米軍と自衛隊が協力して真水の注水を行う方向。週明けにも作業に着手か。
現在の海水の注水では塩分で原子炉内部が腐食の可能性あるため。
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 2011年3月25日(金)   13時00分 タービン建屋での被ばく状況
東電によると24日3号機タービン建屋地下1階で被ばくしたのは協力企業社員の30歳代男性と20歳代男性。電気ケーブル敷設作業中に年間被曝限度に近い173〜180ミリ・シーベルトの放射線を浴びた。
現場の水には1立方センチ・メートルあたり約390万ベクレルの放射性物質が検出された。

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 2011年3月25日(金)   13時00分 20〜30キロ自主避難呼びかけ
福島第一原発から半径20〜30km圏内の「屋内退避」対象地域の住民に「自主避難」を要請した。今後放射線量の増大により避難指示を出す可能性が否定できないとのこと。
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 2011年3月25日(金)   12時00分 原発周辺の天気予報
福島を含む関東、東北地方は今晩から雨もしくは雪になる予報。出来るだけ雨や雪に濡れないように注意が必要。
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 2011年3月25日(金)   12時00分 福島第一原発まとめ
1号機の気圧若干下がる。2号機は本日中に中央制御室の電気を回復予定。
3号機は原子炉損傷の可能性。タービン建屋の水の排出を急ぐ。
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 2011年3月25日(金)   11時30分 黄色い雨や黄色い粉は花粉
車やベランダなどに黄色い粉が多数確認され問合せが相次いでいるが、これは杉とヒノキの花粉で放射性の物質ではない、と気象庁。(顕微鏡で鑑定)
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 2011年3月25日(金)   11時30分 放射性物質の水は核燃料から
今回の1万倍の高濃度の水は核燃料から出たものである事は間違いない。原子炉からか使用済み核燃料からかは特定出来ないとのこと。
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 2011年3月25日(金)   11時15分 放射性物質の水周辺へ漏れ出しの可能性
3号機で3名が被ばくしたのはタービン建屋の地下。通常原子炉建屋と別の建物であるタービン建屋では放射性物質はほとんど検出されない。このことから原子炉建屋から周辺に漏れ出した可能性が高いとのこと。(NHK)
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 2011年3月25日(金)   3時00分 福島第一原発事故「レベル6」に相当
福島第一原発の事故は、放出された放射能の推定量からみて、米スリーマイル島原発事故(レベル5)を上回る「レベル6」に相当。放出は今も続き、周辺の土地が長期間使えなくなる恐れがある。現在原子力安全保安院は「レベル5」と発表だが今後再検討される可能性が高い。(朝日)


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 2011年3月25日(金)   9時30分 放射能モニタリングデータ
全国の放射能のデータは文部科学省のHPで見ることができる。
http://www.mext.go.jp/
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 2011年3月25日(金)   7時13分 被ばく原因の水から高濃度の放射線
3号機で3人が被ばくした水から運転中の原子炉の水のおよそ1万倍の濃度の放射性物質が検出。東京電力では核燃料が損傷したために流れ出たとみて詳しく調べる。(NHK)
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 2011年3月25日(金)   8時25分 妊婦の水分補給について
軽度汚染の水を摂取しても長期間取り続けない限り健康被害は起きないと推定。ただ胎児や乳幼児は細胞分裂が活発なため被ばくの影響を受けやすい。だからと言って、妊婦、乳幼児が水分を取らないのは良くないのでスポーツドリンクなどで水分を補給してほしい、とのこと。(日本産科婦人科学会談)
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 2011年3月25日(金)   8時10分 水道水ヨウ素検出は6都県に
東京の乳児摂取制限は解除されているが、福島、茨城、埼玉、千葉、栃木に広がっている。解除された地域も2〜3日は配水管残留の可能性あるので注意。
水を配布する自治体もあるが、母子手帳や保険証の提示必要なところもあり、事前に確認が必要。
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 2011年3月25日(金)   8時00分 いぜん厳しい状態続く1号機
1号機は温度上昇→注水→蒸気で高圧に、という悪循環に陥っている。高圧になると容器が破損するのを避けるために放射能を多量に含む水蒸気を外に逃がす作業が必要となる。これを避けるために電気系統の復旧作業が待たれるが時間との勝負。
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 2011年3月25日(金)   7時30分 第一原発3号機について
24日に3名の作業員が被ばくしたことで3号機に水を注入するポンプの試運転は中断され25日の作業再開は未定。
作業員は放射線に汚染された水につかって作業したため被ばくし、ベータ線熱傷の疑い。
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 2011年3月24日(木)   16時23分 東京都の水道水 放射性ヨウ素減少
東京都金町浄水場の放射性ヨウ素が24日、基準値内に減少したので、東京23区、武蔵野、三鷹、町田、多摩、稲城の5市に出ていた乳児の水道水摂取制限を解除。
ただし配水管に残っている可能性もあるので、2日ほどは注意が必要。
16時23分産経新聞ニュース
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 2011年3月24日(木)   3号機で作業員が被曝
ケーブルを敷設していた作業員が足に被曝したとのこと。
現場は海水、放水で浸水していてその水に浸かった状態での作業中。
このため現場の作業は中断しているとのこと。
18時00分NHK
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 2011年3月24日(木)   水情報
東京都に続き、埼玉県川口市、千葉県松戸市の浄水場からも放射性物質が検出された。
これは1歳未満の乳児の摂取基準を上回っているという事。
乳児以外の方は問題ないので、冷静に対応するようにとのこと。
3月24日13時現在
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 2011年3月24日(木)   1号機の中央制御室にあかり
24日午前11時半ごろ、1号機の中央制御室にあかりが灯ったとのこと。
3月24日11時50分
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 2011年3月24日(木)   保安院発表、大きな動き無し
24日午前10時半の原子力安全保安院の発表では、その後大きな動きはないようです。
引き続き1号機の圧力注視、3号機は500tの注水、5号機は本日中のポンプ復旧等の内容。
3月24日11時30分NHK
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 2011年3月24日(木)   1号機が最も危険な状態
原子力安全委員会の委員長は「(水素爆発した)1号機の核燃料はかなり溶融している可能性がある。2、3号機に比べて、最も危険な状態」と指摘。
23日の温度は注水により下がってきているも、圧力の上昇は続いており、24日にも圧力容器内の蒸気を放出するかどうかの判断。
3月24日1時現在読売
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 2011年3月24日(木)   3号機の注水再開
灰色の煙が止まったので午前5時半すぎより注水を再開したとのこと。
5号機の冷却用ポンプが故障したが、温度は上がっておらず、本日中に冷却機能を復旧させる予定。
3月24日9時50分NHKニュース
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 2011年3月24日(木)   1〜4号機から水蒸気?
24日午前7時現在で1〜4号機に白い水蒸気のような白煙が確認された。
1号機でこのような煙が見られるのは初めてとのこと。
3月24日NHKニュース9時半現在
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 2011年3月24日(木)   周辺の放射能は減少傾向
24日の午前6時現在の周辺の数値(マイクロシーベルト)は前日の同じ時間に比べて若干減少傾向にあるとのこと。
3月24日8時00分現在
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 2011年3月23日(水)   福島県産の野菜
ホウレンソウ、コマツナ、キャベツ、白菜、ブロッコリーなどを出荷差し止めとした。
茨城県の牛乳とパセリも同じ。
今日になって品目が増えたため、すでに購入して手元にあるもので気になる場合は
@よく洗う
Aキャベツ、白菜などは外側の葉を食べないようにする。
B熱湯で茹でる。
この茹でるだけでかなり落とせるとのこと。
3月23日19時現在
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 2011年3月23日(水)   東京都の水道水
東京都の金町浄水場から放射性ヨウ素131が検出された。
23区、多摩地区の5市(武蔵野市、町田市、多摩市、稲城市、三鷹市)の1歳未満の乳児は摂取しないように。
大人は基準値内なので問題は無いとのこと。
3月23日18時05分現在
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 2011年3月23日(水)  
3号機から灰色の煙。作業員は退避中。
3月23日17時30分現在
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 2011年3月23日(水)   原発情報
福島第一原発3号機の中央制御室に外部電源通る。
原子炉に真水を送るポンプを明日にも試運転する予定。
4号機は特殊放水車で午前10時から作業中。
3号機は東京消防庁で午後4時頃から放水予定。
1号機は炉心温度400度と高く(設定は302度)
冷却を急ぐ。
3月23日12時30分現在
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CGI-design